当記事では、海外のホテルで使える英語について紹介します。
海外のホテルに慣れていないと、
- チェックインが英語だから緊張する
- 使いたい英語が上手く言葉にできない
- 何か困った時に話しかける勇気がない
このような場面に直面してしまうことが多々あります。
ホテルなどのサービスを提供する施設では、基本的に定型文が使用されます。
なので、シチュエーションさえ把握しておけば簡単に対応することができます。
当記事の内容を全て覚える必要はないので、場面に応じて活用してみてください^^
- 海外のホテルで使う英語とは
- 海外のホテルで使える英語
- 海外のホテルで役立つ情報
海外のホテルで使う英語とは

海外のホテルで使われる英語について紹介します。
海外といえどホテルはサービス業で、私たちはサービスを受ける側なので、そこまで入念に準備しておく必要はありません。
とはいえ、伝えたいことも伝えられなければ元も子もありません。
これから紹介することを念頭に置いておくことで、無理なく海外生活を楽しむことに繋げることができます^^
海外のホテル①対応は基本定型文なので英文は1種類覚えればOK

ホテルでのスタッフ対応は、どこであろうとさほど違いはありません。
それは国が変わっても同じです。
私はアメリカ・ヨーロッパ・アジア圏のホテルに泊まった経験がありますが、英語が必要なシチュエーションや会話の内容はどの国でも共通です。
なので、毎回新たに話す内容を考える必要はなく、定型文を使い回せばコミュニケーションをとることができます。
『現地の方とのコミュニケーションは最低限でいい』という方は、それぞれ使いたい会話内容を1種類ずつ準備しておくことで無理なく対応できます。
海外のホテル②英単語だけでも問題ない

どうしても英文を覚えられない・覚えたくないという方は、英単語だけでもある程度通用するので、旅行前に使いたい英単語をピックアップしておきましょう!
ただし、英単語だけでコミュニケーションをとるには限界があるので、過信しないよう注意してください。
- 〜が欲しい=I want ~
- 〜はありますか?=May I have ~
- これ=This one
これらのような、簡単で便利に使える英語だけでも覚えておけば、英単語と一緒に使うことでコミュニケーションをとりやすくなります^^
海外のホテルで使える英語5シーン【困ったらすぐ確認】

ここでは海外のホテルで使える英語を5つのシーンに分けて紹介します。
ホテルでは、チェックイン以外にもスタッフと会話しなければならないシーンがあります。
海外のホテルで一般的に起きやすいシーンをピックアップしているので、必要に応じて参考にしてみてください^^
海外のホテルで使える英語①チェックイン

チェックインの簡単な流れと会話内容は以下の通りです。
スムーズにチェックインを進めるためにも、パスポート含め予約書類をホテルのチェックイン前に準備しておきましょう!
パスポートを提示

日本語:パスポートを見せてもらえますか?
日本語:もちろん。
パスポートはID(アイディー)とも呼ばれるので、パスポートかIDと聞こえたらパスポートを提示しましょう。
予約内容の確認

日本語:チェックアウトは〇〇で予約されています。
日本語:間違いありませんか?
日本語:はい。
英語で日付を言う時は、日にち・月の順番で伝えられることもあるので気をつけてください。
日本語:全部問題ないですか?
日本語:もし問題がなければココに署名をしてください。
名前・チェックアウトの日・料金に間違いがなければサインを求められます。
署名はsignature(シグニチャー)です。
ホテルによりデポジットを取られる

日本語:デポジットを払ってもらってもよろしいですか?
日本語:いいですよ。(同時にクレジットカードを渡す。)
宿泊料金とは別に、チェックインの際デポジットでいくらか取られるホテルは多いです。
取られると言っても、デポジットは保証金のようなもので後から必ず戻されます。
海外だけでなく、日本のホテルでもデポジットを取るホテルはあります。
支払い方法を選ぶ

日本語:支払いは現金とカードどちらにしますか?
日本語:カードで支払います。
料金の支払いは、ホテルによりチェックアウト時の場合もあります。
クレジットカードを使う場合は、暗証番号を入力しなければ使えない場合もあるので、万全を期して事前に準備しておきましょう。
チェックインが終わると、朝食の時間・チェックアウトの時間・エレベーターの場所などの説明があります。
海外のホテルで使える英語②部屋で使う備品を借りるor尋ねる

ホテルで過ごすのに、毛布を借りたかったり、電子レンジの使い方を尋ねたかったりする場面は少なからずあるでしょう。
物を借りる時に使う英語は、他のお店などで商品が有るか無いかの確認にも使えるので便利です。
使い方を尋ねる英語も、海外のコインランドリーなど使える場面は多いので覚えておいて損はありません。
ホテルで物を借りる・使い方を尋ねる英会話の内容は以下の通りです。
部屋で使う備品を借りる

日本語:部屋が寒いです。
日本語:暖房器具はありませんか?
日本語:はい、あります。
日本語:今持っていきましょうか?
日本語:はい、お願いします。
又は
日本語:今から持っていきましょう。
日本語:ありがとうございます。
日本語:あなたの部屋番号は何番ですか?
日本語:503号室です。
備品の使い方を尋ねる

日本語:部屋の洗濯機の使い方がわかりません。
日本語:使い方を教えてもらってもいいですか?
日本語:わかりました。
日本語:今からあなたの部屋に向かいます。
日本語:ありがとう。
How to use は『どう使うか』で、この後に使いたい備品の英単語を入れれば、どんな場面でも応用することができます。
海外のホテルで使える英語③店の予約をお願いする

海外の旅行先では、食事したいお店やアクティビティなど事前に予約しておきたい場面はよくあるはずです。
中には、現地に到着してから「あそこの予約しておけば良かった」と後悔してしまうこともあるでしょう。
そんな時は、ホテルの受付でお願いすれば予約してもらうことができます。
ホテルで予約のお願いをする流れは以下の通りです。
日本語:すみません。(話しかける時)
日本語:〇〇に行きたいのですが、予約していただけませんか?
reservation=リザベーション(予約)
日本語:はい、もんちろんです。
行きたい日・時間・人数・自分や予約先の電話番号など、予約で必要になるであろう情報は事前に準備しておきましょう。
海外のホテルで使える英語④部屋の備品などで不具合があった場合

海外のホテルでは、部屋に備え付けられているドライヤーなど備品が動かなかったり調子が悪かったりすることもあります。
そんな時にうってつけの言葉があり、以下の通りに伝えればすぐに直すか交換してもらえます。
日本語:ドライヤーが動きません。
日本語:わかりました、今から確認します。
whyなど理由を聞かれることもありますが、とりあえず「I don’t know.It doesn’t work.」と伝えておけば何とかしてくれます。
ただし、もしも原因を知っているならできるだけ正確に伝えてあげましょう。
ルームキーはカード式のホテルが多く、クレジットカードなど磁気を持つカードと一緒に入れていると機能しなくなることがよくあります。
そんな時は、フロントでルームキーを見ながら「Doesn’t work」と伝えれば新たにカードを貰うことができます。
海外のホテルで使える英語⑤チェックアウト

チェックアウトは、基本的にルームキーを返して終わることが多いですが、支払いがチェックアウト時だったり、中には領収書が欲しい方もいるかと思います。
チェックアウトで予想される会話内容は以下の通りです。
支払い方法
日本語:支払いは現金とカードどちらにしますか?
日本語:現金で支払います。
領収書が欲しい

日本語:領収書はいりますか?
日本語:いいえ、大丈夫です。
又は
日本語:領収書をもらえますか?
日本語:はい、もちろんです。
日本語:領収書をメールにも送りましょうか?
日本語:いいえ、大丈夫です。
領収書に関しては、基本的に受付のスタッフから確認されることが多いです。
領収書は、receiptではなくcopy(発音はカピーという感じ)と言い換えられることもあるので、念のため心に留めておいてください。
海外のホテルで役立つ情報【多少心の準備を】

ここでは海外のホテルで役立つ情報について紹介します。
よく使う単語やチップに関してなど、補足的な内容になっているのでザッと目を通すだけで問題ありません。
少し詳しく知っておきたいなという方はゆっくりご覧になってみてください^^
アメリカのホテルでは心構えを

アメリカの方はコミュニケーションが活発で、日本人だろうと関係なく話しかけられます。
ホテルではあまり接点がありませんが、チェックインやチェックアウトの時に、
「どこに遊びに行くの?」
「当ホテルでの滞在はどうでしたか?」
など声を掛けられることもあるでしょう。
なので、英語を話せないアピールして逃れるか簡単な返答を準備しておくことをおすすめします。
英語を話せないと、恥ずかしかったり声を掛けてほしくなかったりすると思うのですが、多少心の準備をしておくとスムーズに会話を終わらせることができます。
海外のホテルでよく使う英単語

海外のホテルでよく使われる英単語について紹介します。
冷蔵庫 | Refrigerator(リフリジレイター) |
---|---|
電子レンジ | Microwave oven(マイクロウェイブ オーブン) |
洗濯機 | Washing machine(ウォッシングマシーン) |
エアコン | Air conditioner(エアーコンディショナー) |
トイレの詰まり用スッポン | Plunger(プランジャー) |
ワインの栓抜き | Wine bottle opener(ワイン ボトル オープナー) |
汚れた | Dirtied(ダーティード) |
部屋の掃除 | Cleaning the room(クリーニング ザ ルーム) |
気をつけて欲しいのは、英単語を棒読みしても伝わりにくいということです。
できるなら、一度翻訳機か何かで発音を聞いてから使ってみてください。
海外のホテルあるある『チップはどうする?』

海外のホテルに泊まると「チップはいるのかな?」「チップはどこに置いておけばいいのかな?」と一度は頭をよぎるのではないかと思います。
前提として、チップとはサービスへの対価なので、必ず払わなければいけないということはありません。
中には、はじめからチップ込みの給料を支給しているホテルもあるようです。
そのようなホテルは、それなりのサービスを提供するのが前提ということでしょう。
チップをあげるかあげないかは賛否両論ですが、私の経験含めた意見としては、チップをあげるとしても毎日ではなく、数日に一回かホテルから去る日にまとめてあげるので問題ないと思います。
そして、あげる額は3ドルか5ドルくらいです。
お世話になったと思うなら足していけばいいでしょう。
チップを置く場所は、ベッドの枕の下が最適でしょう。
捨てるゴミが溜まってしまって申し訳ないなと思えば、近くの机などにプラスαでチップを置くのもありです。
ルームサービスだけでなく、お世話になったスタッフさんがいれば、30〜50ドルほどチップを紙などに包んで渡すと喜ばれます^^
(必須ではないので、そこまで気負う必要はありません。)
海外のホテルで使える英語まとめ

当記事では、海外のホテルで使える英語について紹介してきました。
何度もいうようですが、紹介した全ての英語を覚える必要はありません。
あまり気負ってしまうと楽しい旅行が台無しです。
要所要所で使いたい言葉をチョイスしてみてください^^
ただし、何もかも分からないのでは楽しみが減ってしまう可能性もあります。
海外で生活するなら必要最低限の英語は把握しておきたいものです。
必要最低限の英語とは、自分の気持ちを伝える英語のことです。
例えば以下のようなものです。
- 〜が欲しい=I want ~
- 〜はありますか?=May I have ~
- これ=This one
はじめは恥ずかしいかもしれませんが、要は慣れなので、何回も使って自分のものにしていきましょう^^