勉強ってなかなか継続するのが難しいですよね…。
英語のみならず、苦手なものであるほど続けるのが困難になってきます。
楽しいことならまだしも、苦手意識があって続けるのに苦痛をともなうことは意識的に勉強方法を変えなければ挫折してしまう可能性が高まります。
英語の勉強含め何かを継続するためにはコツがあり、コツを活かして勉強することであまりストレスを溜めることなく続けることができるのです。
英語を勉強した先に目標がないのであれば無理に取り入れることもないですが、目標があるのであれば達成するために継続できる勉強方法を取り入れる価値は十分にあります。
英語の勉強を継続させたい!という方はぜひ参考にしてみてください^^
- 勉強を継続できない状況を振り返ってみる
- 英語の勉強を継続する方法やポイント
英語が継続できない時ってどんな状況?継続できない状況4シーン

英語の勉強が継続できなくても、継続できなかったのはどんな状況だったか、何が原因だったかを見直すことは少ないと思います。
継続できない状況は、英語だけでなくその他の勉強やダイエットなどにも共通している内容が多いです。
下記の内容に一つでも該当すれば、自ら継続することを困難にしてしまっているので注意しなければなりません。
自分を見直すためにも、自分が継続できなかった時の状況と照らし合わせてみてください。
英語の勉強を継続できない状況①はじめに意気込み過ぎた

何かを始めるために勢いはある程度大切です。
ただし、はじめに意気込み過ぎるといずれ気力が保たなくなるので注意しなければなりません。
私自身経験あることですが、「よし!〇〇の勉強を始めよう!」と勢いで始めたのはいいものの、はじめに追い込み過ぎて途中で気持ちが追いつかなくなり勉強に嫌気がさしてやめてしまうのです。
何かをキッカケに始めるのはいいことですがペース配分には要注意
英語の勉強を継続できない状況②1日の勉強時間が長い

継続できない状況①と関連することですが、やる気があってのことだとしても日々の勉強時間が長過ぎるのはおすすめしません。
理由は以下の3つです。
- 人は長時間集中できない
- 勉強がノルマになって頭に入ってこない
- 日々の自由時間が勉強で終わると嫌気がさしてくる
人は長時間集中できない
人は集中できる時間が大体決まっているので長時間の勉強はおすすめしません。
集中できなければ覚えることも困難になり、覚えられないことに対して苛立ちが溜まってしまいます。
勉強がノルマになって頭に入ってこない
もしも望まず英語の勉強を始めたとしても、勉強をノルマ化するのはおすすめしません。
ノルマ化とは、「今日は○時間勉強したから終了!」というように、内容や理解度を無視して時間で制限してしまうことです。
ノルマになってしまうと時間ばかり過ぎて内容が頭に入ってきません。
長時間の勉強はノルマ化しがちなので要注意
日々の自由時間が勉強で終わると嫌気がさしてくる
長時間勉強するということは、本来の自由な時間を削って勉強するということです。
これだけ聞くと聞こえはいいかもしれませんが、自由な時間はストレス発散の時間でもあります。
はじめの内は勉強に熱中して気にならないかもしれませんが、時間が経つにつれストレスが溜まって勉強に対する迷いが出始めてしまいます。
迷いが出始めると崩れてしまうのは一瞬です。
適度なストレス発散の時間も大切
英語の勉強を継続できない状況③目標がフワッとしている

「何のために勉強しているのだろうか?」
目標がフワッとしているとこのような状況に陥りやすいです。
言語学習はどうしても時間を要するので、何かをキッカケに勉強を始めたとしても目標が曖昧であればいずれゴールを見失ってしまいます。
ゴールを見失えばやる気はなくなり勉強を継続する意味が見出せなくなります。
勉強は始める前の準備が一番大切
英語の勉強を継続できない状況④目標が高過ぎる

目標がフワッとしているのも問題ですが、目標が高すぎるのも問題です。
例えば、英語初心者なのに「半年で英語ペラペラになって海外で活躍する!」などです。
半年で新たな言語を覚えるのは無理がありますし、無理があるということは勉強時間が長くなったり、精神的にも無理を強いることになります。
頑張る姿勢は素晴らしいですが、自分の力量をある程度把握した上で目標を考えることが大切です。
『過ぎる』ことはとにかく避ける
英語の勉強を継続する5つの方法

ここでは英語の勉強を継続する方法について紹介します。
継続する方法では英語を継続できない状況を基に明確な対策をしていきます。
英語の勉強を継続できない理由は、「何となく」など曖昧なものではなく勉強環境や生活の中に明確な理由が隠れているのです。
継続する方法は英語の勉強だけでなくどんなことにも応用可能です。
いつまでも解決できなかった諦め癖を解決するためにも参考にしてみてください^^
英語の勉強を継続する方法①できる限り明確な目標を設定する

何かを継続するためには明確な目標設定が最重要項目です。
目標なくして継続はありえないと言っても過言ではありません。
目標設定は勉強を継続するためだけでなく、モチベーションをキープさせたり、勉強をスムーズに進めるためにも効果的です。
ただし、設定する目標は「何となくこれをしたいな」というような曖昧な目標ではありません。
- 何を
- いつまでに
- どうやって
これらを埋められるくらいにはした方がいいです。
目標を設定する詳しい方法に関しては英語の勉強における目標設定方法【学習効率と継続率アップ】を参考にしてみてください。
英語の勉強を継続する方法②一度に勉強を詰め込み過ぎない

日々の勉強量を決める際、はじめは少なめにし、様子を見ながら少しずつ増やしていきましょう。
はじめから多過ぎるとペース配分がしにくく、できる日とできない日の勉強量が極端になりがちで、結果的に勉強をやる日とやらない日の境目が曖昧になってしまいます。
はじめの勉強量を少なくすることで、「今日は余裕だったから明日からプラス単語の勉強を追加しよう」などペース配分がしやすくなります。
多過ぎず少な過ぎず適度なバランスに調整するためにも、ペース配分しやすい方法で実践してみましょう!
英語の勉強を継続する方法③自分の力量を俯瞰的に把握しておく

自分の実力を把握しておくことも大切です。
実力を判断する際に注意して欲しいのは、できるだけ過小評価で判断するということです。
勉強する時に危険なのは、分かったつもりでいることです。
分かったつもりというのは、上部だけ覚えてどうやってその答えが導き出されたのか理解できていない状態のことです。
本質を理解できれば応用も効きやすいですし、躓いて心が折れる可能性も低くすることができます。
なので勉強を始める際は、自分の思いよりも一歩下がった段階から勉強を始めることをおすすめします。
基礎から勉強し直すことで、新たに気づきが見つかり、より理解度が高まります。
英語の勉強を継続する方法④勉強に慣れるまではできるだけ『抜きの時間』を作る

勉強も大切ですが、適度なストレス発散の時間も取り入れましょう。
続けて勉強する時間も、30分〜1時間以内にすることをおすすめします。
『30分〜1時間経ったら休憩を入れ、再開したら30〜1時間勉強してまた休憩する』という流れを繰り返すことで集中力を保ったまま勉強を継続できます。
ただし、休憩は長過ぎると気持ちが切れてしまうので15分以内にしておきましょう。
勉強と休憩の時間にメリハリをつけることで効率的に勉強を進めることができます^^
英語の勉強を継続する方法⑤日々の勉強時間や気づきをメモする

メモというと少し古臭く感じるかもしれませんが、勉強した時間や気付いたことを書き記していくだけで適度にアウトプットできて、しかも勉強の振り返りにも役立ちます。
メモの内容は簡単で難しいものではありません。
- 日付
- 分野ごとの勉強時間
- 分野ごとの気づき
以上の内容を日々ノートにメモしていきます。
日付と時間をメモする理由は、分野ごとの時間を管理しやすく「足りていないな」と感じるものに時間を多く振り分けたりペース配分がしやすいからです。
1週間ごとにメモを振り返ることで、日々の勉強可能な平均時間も割り出せます。
気づきをメモする理由は、勉強に気づきを与えることで記憶に定着しやすくなるからです。
通常では意識的に気づくものではないですが、自ら気づきを探して勉強することで、理解度が深まるだけでなく忘れにくくなります。
丁寧に書く必要はなく以下のように走り書きでも問題ないです。

正直気づきは小さなことでも何でもいいです^^
勉強していれば「そう言うことか!」とか「初めて知ったな…」と思うことがありますが、それらを気づきとしてメモすることでアウトプットに繋げることができます。
勉強の効果を最大限に活かす方法は、インプットとアウトプットをペースよく繰り返すことです。
メモを活用することで、意外と難しいアウトプットを適度に実践できます。
英語の勉強が継続できない…。継続力を高める方法まとめ

当記事では、英語の勉強を継続する方法について紹介してきました。
継続する方法を実践していくことで習慣化させることができますし、習慣化させることで勉強に対するストレスを少なくできます。
全ての方法を実践するのが難しい方であれば、特に継続に効果的な目標設定と日々のメモだけでも実践してみてください^^
迷走しそうになったら英語を勉強し始めたキッカケを思い出してみよう!
英語を勉強しようと思ったからには何かしらキッカケがあるはずです。
しばらく勉強しているとキッカケを忘れてしまい、何のために勉強していたのか迷走してしまうこともあります。
迷走してしまうと色々なことに手を出してしまい、全てが中途半端になって英語がうまく上達しない可能性もあります。
キッカケを軸にし英語の上達と継続に繋げていきましょう!