世の中には英語を上達したくて塾に通ったり、英語力を証明するためにTOEICを受けたり、本場で学ぶ為に海外へ留学する人までいます。
「そこまでして英語を学ぶ必要はあるのか」
「何のために英語を勉強するのか」
このような疑問を抱く方も少なからずいることでしょう。
当記事では、何のために英語を勉強するのか、英語を習得することで得られるメリットなどについて紹介します。
これから英語を勉強しようか迷っている方や、勉強していたけど英語を勉強する理由が分からなくなってしまった方におすすめの記事となっています^^
- まず英語力とは何のことであるのか
- 英語力が必要とされる理由
- 英語を通じて得られる道
Contents
英語力が求められる理由【英語を勉強する意味】

日本人なのになぜ英語を勉強するのか?英語を勉強する意味はあるのか?英語力が求められる理由について紹介します。
決して誰もが英語必須というわけではありません。
ここで紹介する英語力が求められる理由から、「自分に該当しているな」「将来的に必要になりそうだな」と感じたなら英語力を身につけていきましょう^^
英語力が求められる理由①就職や転職に有利

英語力があるのとないのとでは、就職や転職に差が大きく開いてしまいます。
転職サイトをご覧になったことがある方は知っていると思いますが、ほとんどの大手企業では英語力の可否が選考基準に含まれています。
絶対要素ではないにしろ、英語力があるだけで他との差を開くことができますし、選択できる仕事の幅も広がります。
特に、将来的に外資系企業や海外の支社で働きたい方は、ビジネス英語を話せるだけの英語力は必須です。
英語力という自分の武器を増やすことで、思いがけない好条件の就職先が見つかるかもしれません。
英語力が求められる理由②海外旅行でのトラブルを防ぐ

海外で会話が通じずトラブルに遭うケースは少なくありません。
言語によるトラブルとは以下のようなケースが考えられます。
- タクシーや商品の料金をぼったくられる
- 伝えた行き先と違う目的地に到着してしまった
- 電波がなくて翻訳機能を使えない状況での英会話
- 携帯や貴重品を紛失したりしても説明できない
- 航空便の急な欠航を現地で対処しないといけなくなった
海外への旅行や出張中であれば、どれも起こる可能性を秘めています。
自分には起こらないだろうと思っていることほど起きてしまうものです。
実際、私は上記全てを経験したことがあります。
(起こる時はいつも急なので冷や汗が半端ないです…。)
英語を話せたからと全て解決できるわけではありませんが、海外では自分の身は自分で守るしかありません。
保身のためにも、ある程度の英語力を身につけて海外へ渡航することをおすすめします。
英語力が求められる理由③日本に住む外国人が増えている

「日本で外国人を見るとつい距離を置いてしまう」なんて人は少なくないのではないでしょうか。
理由としては、やはり英語を話せないからというのが大きいでしょう。
旅行での滞在だけでなく、日本が気に入って移住したり、仕事を探しに来たりと海外の方が日本に住むキッカケが増えてきています。
グローバル化の波を止めることはできないですし、この先海外の方が日本を訪れる機会は増えていくことでしょう。
そこで、英語を話せないからと距離を置くのではなく、英語を勉強して距離を縮めるという選択肢があってもいいのではないかと思います。
人と人の輪が広がるだけ自分の可能性も広がっていきます。
海外の方との交流に興味のある方は、これをキッカケに英語力を身につけてみてはどうでしょうか^^
英語力とはコミュニケーションレベル

英語力とはコミュニケーションレベルのことで、英語力が高ければ高いほど英語圏の方と円滑にコミュニケーションをとることができます。
そんなことは今さらな説明ではあるのですが、ひとえに”英語力“と言ってもどこまで勉強すれば英語力が高いのか基準が曖昧で判断しづらいです。
英語力の基準がもう少し明確でないと、達成感を感じづらく目標を作るのも困難です。
英語力は3つに分けることができ、英語レベルの物差しにすることができます。
英語力①英語を聞く力

まず一つ目は英語を聞く力(リスニング力)です。
リスニングは英語力のスタート地点とも言えるでしょう。
伝える力も大切ですが、コミュニケーションの第一歩である『相手の話を聞く』という力を身につけることで英語への理解が深まります。
どのような発音でどのように伝えるのか、リスニングを通じて学ぶことができます。
むしろリスニング力が欠けていると、合っていない発音や英語の話し方を覚えてしまう可能性もあります。
英語には、日本語では使われない発音や英語独特のニュアンスが存在します。
英語の正しい発音を知ることで、自分自身も伝わる英語を使いこなすことができるようになるのです。
英語力②英語を読む力

2つ目は英語を読む力(リーディング力)です。
リーディングでは、日本英語のように英語をローマ字読みするのではなく、英語ネイティブの読み方を習得します。
日本語では、発音や読みやすさの関係から英語をローマ字読みすることが多いです。
その結果、英語を棒読みや誤った読み方で覚えてしまう傾向が強く、いくら英語ネイティブの人に伝えようとしても理解してもらうことができません。
リーディング力を強化することで、正しい英語の読み方を理解し、伝える力へと繋げることができます。
英語力③英語を伝える力

3つ目は英語を伝える力(スピーキング力)です。
ここまで紹介した通り、リスニングもリーディングも伝える力に繋がっています。
言語が違う相手に対して何かを伝えるには、聞けるだけでも読めるだけでも足りません。
海外で英語が伝わらない原因のほとんどは、英語の発音と読み方を知らないことです。
言わばリスニングとリーディングは英語の基礎です。
英語力の難易度で分けるなら、リスニングとリーディングが初級〜中級、スピーキングは上級ということになります。
スピーキング力とは、伝えたいことを英語に変換する力のことです。
英語に変換する力を強化するには、日本語から英語への変換を繰り返し練習することです。
リスニングやリーディングとは違い、スピーキングは一人で練習出来ないので、英会話スクールやオンライン英会話を利用することで効果的に練習できます。
正しい発音と正しい読み方+ボキャブラリーを強化することで伝える力を強化していくこともできます。
英語はコミュニケーションツールの一つである

世界共通言語と呼ばれるだけあり英語はコミュニケーションツールの一つとなっています。
日本でも小学生から英語が必修になっています。
英語さえ話すことができれば、世界のどんな国に行ってもある程度通用します。
ですが、今でも日本語しか話せない日本人は多く、コミュニケーションレベルにおいて他の国と大きく差が開いてきています。
母国語しか話せない日本人

海外の人から見る日本人のイメージは以下の通りです。
- 日本人は日本語しか話せない
- コミュニケーション取れないから交流もできない
- 英語を話せないから日本語を覚えるしかない
悲しいですが、まさにその通りです。
ちょっと悔しいですよね。
英語習得の鍵はメリットだけでなく、やる気にさせる原動力(気持ち)もです。
世界一簡単な言語と呼ばれる英語だからこそ、悔しさを糧に一歩踏み出して挑戦してみてはどうでしょうか^^
せっかくなら仕事でも使える英語力を

日常生活で使える英語を勉強するのであれば、将来的には仕事で使える英語の習得も目指してみてください。
選択できる仕事の幅も広がりますし、日本が経済危機に陥れば海外へ移住することもできます。
仕事で使える英語力を磨くのであれば、まずTOEICで600点以上や英検1〜2級を目指してみましょう。
専門的な英単語や英会話を勉強できるので、実用的なビジネス英語を学ぶことができます。
英語力が求められる理由まとめ

当記事では、英語力が求められる理由について紹介してきました。
グローバル化など時代の変化により、英語が使われる環境は増えつつあります。
英語が仕事や普段の会話の一部で使われていたり、お店などでもよく見かけるようになりました。
エアコン(Air conditioner)やテーブル(Table)など、気づけば日常的に使っていた英語もあるのではないかと思います。
新たな言語といえど、慣れればそこまで難しいものではありません。
全然英語が上達しないという方は、苦手意識が邪魔をしているだけかもしれません。
英語を学ぶことで、仕事で有利になり、海外旅行でさらに楽しく過ごすことができます。
英語力を求める理由は様々だと思いますが、使える言語が一つ増えるだけで世界の見え方は変わってきます。
英語の勉強を難しく考え過ぎず、毎日少しずつでも分かることを増やしていくことで、おのずと結果はついてきます。
正しい順番でコツコツと英語の勉強を進めてみましょう^^

当記事が英語習得のキッカケになれば幸いです^^